2012年9月16日日曜日

拉致問題街頭活動

 大学の先輩が理事長を努めるNPO法人西東京主催による「第9回チャリティー西東京歌謡グランプリ」にお招きを頂き、出場をさせて頂きました。歌を歌うのは、話をさせて頂く以上に緊張しますね。
 カラオケ愛好家が100名以上出場される大会で、大勢の方が熱唱をされていました。皆さまお疲れ様でした。
 ところで、音楽は大勢の人々を感動させます。コンサートに何万人もの人々が集まる事もあります。年間100万枚以上売れるCDもあります。
 私たち政治家もマイクを握り演説をさせて頂く事もあれば、本を出版させて頂く事もあります。しかし政治家の演説会に何万人もの人が集まる事はありません。政治家が執筆した本が100万冊以上売れたという話も聞いた事がありません。
 この違いは何故でしょうか?
 政治家も大勢の人々と意識を共有し、行動を共にしている時に、大きな力を発揮できるという事を考えれば、この違い重要です。(大衆迎合すべきという事ではありません。)
 私としてはただひたすらに、思想・政策を磨き、またどのように訴えるべきか雄弁術を磨き、大勢の人々の心を動かせるように努力をしてまいる所存です。

 その後は、浦和駅東口パルコビル9階にて開催されている「拉致問題 写真展」のチラシ配りを、浦和駅東口にてお手伝いさせて頂きました。
 先頭にたって活動をされた「北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会」の皆さまを始め、大変お疲れ様でした。
 2002年9月17日に、小泉首相の訪朝により拉致被害者5名の方の帰国が実現してから明日でちょうど10年。以来、その他の拉致被害者の方の帰国は実現しておらず、拉致問題の全容解明どころか進展らしきものもありません。
 歴史を振り返ってみれば、この様な問題が発生した場合、先ずは外交ルートを通じての交渉、経済制裁と段階を踏み、最終的には、武力を持っての問題解決へと至るのが通常です。
 現在の我が国には、この全ての能力、意思が欠落しています。
 普通の事を、普通にやらないから、北方領土、竹島が不法に占拠をされたままとなり、尖閣諸島も中国に占領されかねないという事態になるのです。
 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」はドイツの鉄血宰相ビスマルクの有名な言葉です。この言葉をしっかりと噛み締め、世論を喚起して国民運動へと繋げて行かなければなりません。

 
 拉致写真展の写真です。
 明日までの開催です。
 是非、足をお運び下さい。
 署名へのご協力もよろしくお願い致します。