2011年3月10日木曜日

議会が順調に進んでいます

 議会は一般質問二日目に入りました。
 いくつか気になった話題をご紹介します。

 所沢市内にある米軍通信基地を横断する予定の東西連絡道路について、国から費用負担の在り方について、最終回答があり、これまでより市の負担が大幅に減ることになりました。
 東西連絡道路建設に関して必要な施設の移転費用の在り方について、横田基地に移転する分に関しては国が、既存の米軍基地内での移転費用に関しては所沢市が負担するとのことです。最終的には、全面返還が市民の願いであり、まだ不満の残る内容ですが、決断をする時かもしれません。
 米国務省幹部の「沖縄はゆすりの名人」発言もあり、日米同盟とは何か、しっかりと議論をしていく必要があると思います。

 もう一つ複数の議員が取り上げていた話題が、所沢市が先ごろ人口で川越市に抜かれたことです。これまで所沢市は、埼玉県内でさいたま市、川口市についで、県内3位の人口を誇っていましたが、川越市に抜かれてしまいました。地道に小江戸川越の歴史を活かしまちづくりに励んできた川越市と、東京都内通勤者のベットタウンとして比較的順調に発展してきた所沢市のまちづくりに対する取り組み姿勢の違いがここに来て、顕著に現れてきました。

 今日は、ある議員の質問で、これからは首都圏連合構築などの動きがある中で、所沢市も合併などを含めて自治体経営の規模を大きくしていかないと、益々行財政運営が厳しくなるとの指摘があり、そのとおりだと感じました。